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曲がることはあっても折れずにしなやに生きる🍃

自分以外の大切な存在について(吉本ばななさんの本を読んで)

わたしの親友が誕生日プレゼントでくれた本のなかに

吉本ばななの友達の悩みについて答える」ていう本があって

その中でとても共感できる言葉があった。彼女はそれを知ってて私にプレゼントしてくれたのかな。

 

私たちは人生の中でいろんな人と出会う。私も人生で今まで色んな人と出会ってきた。

学校のなか、イベント、友達の友達、SNSなどを通じてもうかなりの人数の人に会った。

そのなかでも近くなれる人ってそんなに多くない。さらに近くなってもその親しい関係が

一定期間なのか継続的なのかいろいろあると思う。一定期間でも全然悪くないと思う、それはライフイベントや環境の変化で付き合う相手は変わっていくのが自然だから。

でもそのなかでもずっと条件なしでお互いに一緒にいたいと思える人たちは本当に貴重でそういう存在が自分の中にいることが有難いし、ずっと大事にしたいなって思う。

幸い、私にはそういう存在は数える程度いる。その存在は物理的に会える距離にも会えない距離にもいるけどこれからお互いの人生ステージや取り巻く環境が変わってもずっと関係を続けたいなと思える人たち。

極端な話、そのなかの一人の誰かが南極へ移住しても会いに行こうと思えるくらい笑

そういう人に出会えることって本当に奇跡だと思う。わたしの周りにいる人たちは本当に素敵な人たちばかりで本当に幸運だと思う。惹きつけられたのか惹きつけたのか。とにかくその人たちがいることで自分の人生が豊かになっている。

私はどちらかというと内向性が強い性格で人と一緒にいるよりもひとりでいるほうが好きだし、一人の時にエネルギーチャージされる。でもその人たちといると私はさらに私らしくなれるし人生の楽しさを見いだせる。人は一人が好きでも完全に一人では生きていけないから。

 

27歳が八方塞がりでうまくいかなかったからこそ、わたしが息すること以外何もできないときに、そういう人たちが何の見返りも求めずに手を差し伸べてくれて、その存在のありがたさに気づくことができた。

でもこれは当たり前ではない、自分もこれからもきちんとその有難い存在に感謝を伝えるべく時に伝えて、そして自分と周りの人たちの幸せをつねに心から願える人間でありたいと思っている。